バケツひっくり返した雨、朝まで続いていました。
ここでわたしはちは2てに分かれます。ファビは熊野古道を那智大社まで歩きます。わたしたちは、今日はバス移動にし、速玉大社・那智大社をめぐることにしました。ちょっと残念だけど気温20度、雨具はもっているけど、濡れたら風邪ひくな~という感じだったので、決断は一瞬でした。
女の子だけで、バス旅です。
といってもやはりそんなに恋愛の話はせず。彼らは個人主義の人たちなので、恋愛でどうのこうのなにかが変わるわけでもないし、暮らしが変わるわけではないのです。
今日は興味津々の友人たちに日本の皇室のお話をしました。愛子様の名前は知ってくれていました。さすがロイヤルファミリーのある、オーストリア友人!
話題は愛子様は女性だけど、天皇陛下になるのか?
わたしこれ、法律が変わり、愛子様が天皇陛下になると思うんですよね。秋篠宮殿下…その3番目の息子さんの順だと思うのですが。
速玉大社ではおみくじを引き、みんなにも翻訳してお伝えしました。
方角とか、探し物とかって面白いよね。
わたしのおみくじは『西へ向かうと良し』Camino de Santiagoやないかーーい!とひとりで突っ込みを入れていました。スペインの東の果てから西の果てを歩く旅、楽しかったな。そしてひとりではいったものの、孤独と感じた事は一度もなく、いつも巡礼の仲間がいました。そして、人生について考えるとてもいい時間だったのです。Camino Lifeがたまに恋しくなります。
ということで、来年は西を目指し、地球を右回りします。(まず太平洋を飛び越えて、結果西の果てに到着予定)西の果てっって…。はい、わたしたち日本から見た西の果てです。ヨーロッパ。
このオーストリアの友人たちとは2026年の夏に再会を約束しました。ハイキングに連れてってもらおーう。
速玉大社から那智大社まではバスでの移動。バス停に切符を買いに行き、那智大社に向かいます。
うまくいけば、ここでファビと合流できるので、一応メッセージをいれておきました。あと30分程度で那智大社に到着します。と
那智大社到着。MistyMountain。濃い霧がかかってます、小降りにはなったけれども雨は降り続けています。
ファビ登場。
タイミングこんなにいいなんて。思ったより早かったね、わたしたちがいなく、自分のペースで歩けたようでした。土砂降りの雨だったにもかかわらず、そんなどろどろ感なし。すっきりしています。
よかったね。
那智大社参拝後、那智の滝へ向かいました。133mの高低差見事です。
この熊野古道旅もここで終わりか~
めでたし、めでたし。
このあと和歌山でもう1泊し、京都に2日泊し解散です。
みんなは、広島に行ったり、大阪万博に行くそうです。
感想
まずは、友人との再会がとても嬉しかったです。カチャとは2019年、タイのカイトサーフィンのレッスンで3日間一緒に過ごした“だけ”の出会いでしたが、その後2度、ウィーンを訪れた時は一緒にキャンプをしたり、サマーコンサートに参加し、スペイン巡礼の時は巡礼後に北スペインに会いに来てくれたのです。このときも全行程予定を立ててくれ、わたしはそれに乗っかったのです。そんな旅行がわたしは好きです。
決断を迫られるより、用意されているものを『どーも』と受け取るのが好きなのです。
カチャの親友フローは5年ぶりの再会でしたが、先週あったっけ?のようにすぐに打ち解けられました。そして、この3人の中で一番趣味が似ているかも。好きな小説の話をしたり。彼女はこの旅行中、本を持ち歩く代わりに、ニットとニット針を持ち歩いていました。今トップスを作っています。わたしも編み物が好きで、マレーシアに編み物セットを持ってきました。こんな暑い国で作るか―!と思ってたんだけど、コットンの糸とかで小物を作ったりしてます。
フローに良い、パターンをダウンロードできるWebsiteを教えてもらい、コツはいいパターンを使うことと教えてもらいました。北欧のWebsite。来年の夏までにセーター編んでみてもらおーーと。
ファビとは今回初対面でしたが、裏表のない、はっきりと物を言う人で、この人ともすぐに仲良くなりました。優しくて、繊細な人だな~。日本文化が好きで、家には急須やちゃぶ台、座布団などもあるそう。Bedroomに畳が欲しいんだって。ヨーロッパでは個人輸入のWebsiteで買えるそう(1枚250€ということは約41000円!!!)わたしの将来のビジネスモデルか?ヨーロッパで畳を売る。(笑)
熊野古道はずっといってみたかった場所だったので、今回この旅が実現してとっても嬉しいです。そしてこうやって頼もしい仲間と歩けたことが何よりうれしいな。
~*☾*~
マレーシアへ帰り。思いっきり風邪をひいてしまいました。京都に移動後も1日は雨が降り、その翌日は晴れでしたが肌寒かったです。常夏の天気に慣れてしまった私は気温20度が寒いのです。
本調子のでないまま、仕事しては、寝るの生活を最初の1週間送っていました。人間生活に戻るのに5日間かかりました。
その間、前回のスペイン巡礼のときの親友たちに、熊野古道から帰ってきた報告をしたりし過ごしていました。そして、美味しい日本の食事がすぐに恋しくなりました。お味噌汁、お米、ナス、おでん、みたらし団子、ヨモギ団子、あんこならなんでもいい!!…。
実は熊野古道中,不思議体験をしました。たまにあるのですが、神様?上の人?ハイヤーセルフ?未来の息子?
不思議なメッセージを受け取ったので、これはわたしの心の中にしまっておきます。
楽しい旅だったな~。よく笑い、よくはしゃぎ、たくさん食べ、8時間たっぷり寝る。
これが最高の贅沢です。
Camino de Kumano お読みいただきどうもありがとうございました。
Besos ♡ Ayano

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