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手塚治虫が『アドルフに告ぐ』で一段落。『旧約聖書』『ブッタ』『火の鳥』と4つの大物に取り組んだ 3か月でした。手塚治虫先生は絶対Third eyeが開いていたんだと思う。
4つの違う物語全編を通して輪廻転生、因果の関係とかヨガ的に言うとkarmaカルマのお話をしきりにしている。運命のいたずらとか、ソウルメイトとか。
前世でのつながりとかやっぱりあるのかな?と思うほどの強いコネクションを感じる人っているよね。それはまた今度の機会にお話しします
と、今年はいい本に出会う年であるみたい。読書熱に火がついて、一旦落ち着きそう。『アドルフに告ぐ』という熱い思いがこもった作品を読んだ後のガス抜きとか息抜きの意味を込めて手に取ったのがこの作品
ラッフルズホテル
龍さんの小説は久しぶりに読んだ。ノスタルジックな気持ちにさせてくれて、この小説の舞台シンガポールを思わせる天気がつづいている6月の東京で読んでよかった。
ヨガのレッスンも、本の書き手と読み手も、対人間だもんね。相性は絶対に関係してくる。龍さんの小説を読むといつも思う。
この小説に出てくる男性の登場人物が❝空洞❞の話をするんだけど
空洞を意識すると、現実との間にズレができる。自覚すると意識がそこにいってしまい…相手と自分の間に目に見えない壁があるような気になった
私はこの登場人物の様に戦争地へ行くカメラマンではないし、生死を分けるような体験を乗り越えて生きてきたとかそんなドラマティックな生き方はしてないけど
空洞の存在があることを知っていて
というかわたしの内側にあって
ダークサイドみたいなもの
バランスをとるために
たまにはその空洞があることを思い出したいなというときには
村上龍さんの本を読むのが好きなのです。
全然ガス抜きとか、休憩いれるための作品ではなくてむしろまたわたしのハートに火が付いた
ニューヨークとかシンガポールとか金沢とか
ノスタルジックに浸れる街に本を読むためにだけに行きたい
今年のヨーロッパ旅行のお供はどの本にしよう♡
あなたと出逢えたのも運命なのかもね
I love you as certain dark things are to be loved, in secret , between the shadow and the soul
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Love and freedom takes over ♡ Ayano
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