日本の人の悪い癖
平気で嘘をつく。
あまりにあっさりとためらいもなく嘘をつくので、うっかりすると、話の後先が判っているのに言っていることを信じてしまいそうになるくらい上手に嘘をつきます。
国民的な芸であるとおもう。
年末に一緒におでかけした、ヨーロッパ出身のお友達と
お店に入った時に、なにかの理由で入りたくなくて
いつもの私の癖で「ありがとうございます。また来ます」
と無意識で答えたら、そのお友達に
「本当にまたこのお店に来るの?」
と聞かれた。わたし、この質問されるのことのきが初めてじゃなくて
多分常にお調子者で、頭が考える前に口から出てくるこの出まかせはコントロールできない。
そんなウソの挨拶が定型文になっていて、自然に使ってると思うとこわいよね。
わたし日本語以外で人とコミュニケーションがとれる言語は英語。これから増える予定だけど、とりあえず英語として話すと
不思議と英語を使うときは、そういう口からデマカセみたいなこと言うことはないと思う。
気付いてないだけかもしれないけど
英語話すときはあまりタテマエは気にしてないのかも。
わたしってすごくイイワケするよね。日本語だからうそつきますとか、英語では本音で話してますとか。
でも無意識のうちに、日本語を話すときは猫をかぶる的な、うそをついてるんだと思う。相手を想うウソって必要なのかな?
でも、英語を話す相手とは、その小さなウソをおそらくついてないということは、それ以外の時はいらないウソを無意識のうちについているのかも
とわたしはたまにどうでもいい事を、考えすぎる癖があります
ただ日本語を話す自分と
英語を話す自分は
声のトーンだけじゃなくて、
性格も少しだけ違うと思う
私はカメレオンみたいに、目の前に居る相手によって
自分の考えをうまく隠したり、すこし変えたりする
そういう人間なんだと思う
薄々は気づいていたけど、ここが月が二つ浮かんでいる世界なんだと思う。
そして、英語を話す自分がいる場所が月が一つ浮かぶ世界で
別に村上春樹さんの1Q84に話を繋げる必要はないけど、そういうこと
なんか、平行に存在する別世界に生きている感じ
だって本音しか話さない人間と、皮を被って生きている人間は同じ場所に存在できないから
入り口と、出口がある
Be who you are
写真のねこちゃんはイタリア旅行をしたときにお泊りした家に居た子。場所はイタリア、家主はロシア人、レンズの向こう側にはわたし日本人。
あなたの世界では月が何個に見える?
今の私の気持ち
Love ♡ Ayano
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