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放課後の音符 キイノート


村上春樹の長編小説が来年2月にリリースっていうニュースを数日前にみて、今年は春樹さんばかり読んでるけど、その新作を読む前に春樹モードになっておきたいなとオタワの図書館にノルウェーの森を借りに。

確か去年の冬に借りて読んで、オタワ図書館にあるのを知っていて。
 
最近年下の女の子と仲良くなった。名前はまゆちゃん。たまに夜飲みに行くんだけど、その子がなんと山田詠美好きでかなり盛り上がった。
彼女の彼氏はアメリカに住んでる、アフリカ系アメリカ人の男の子で何回か会ったことあるけど、この彼氏も私よりはすっごく若くて少し照れて、伏し目がちな目がかわいい素直な子だなっていう印象。少し失礼かなと思ったけど、山田詠美の小説思い出すよと素直に私の感想を伝えたらまゆちゃんも好きで、「放課後の音符キイノート」が1番のお気に入りと教えてくれた。
 
150ページくらいの短い小説だからサラっと読めちゃうんだけど、やっぱり読んでよかったなと思わせてくれる。というか、今最後から2番目の章を読んでる途中だけどこの興奮を文章にしたいと思って。めっちゃいい。動物的な魅力的な女ってずーっと憧れてたのずっと忘れてたよ。
生きてる環境(?)とか今の自分の状況とかでここ数年、あらこの人憧れ。素敵。って思う人って母、とかいい妻とかなんか自分の目指している女性像とはかけ離れた人の事を素敵だなと思ってた。まさか自分が世間で言う良い妻とか、良い母とか目指していたなんてFワードを自分に使うよ。なにしてるのよ。自分。
 
まこのくらい私の気持ちをかき乱してくれる素敵な小説ありがとう。まゆちゃんも教えてくれてありがとうね。
 
 
 
 




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