自分らしくいるとは
自分らしくいるとは、ほんの少しの嘘も他人にも、自分にもつかないこと
わたしはさっそく自分にも他人にも嘘をつくことを、ここマレーシアについてすぐにしてしまいました。マレーシアではお試しで暮らしてみたかったので、マンスリーで貸してくれる大家さんを探していました。マンスリーの契約で話をすすめていたのだけど、結局は1年契約をすることに。1度決めたことなので、1年住むことに決めました。
マレーシアについて、契約書や鍵の受け渡しをしたとき、30分ほど大家さんとふたりきりになり、パートナーとの関係や、宗教について聞かれました。
正式な結婚はしていないけれど、結婚しているようなもの(フランスやカナダで言うコモンローパートナーであるというニュアンスで伝えました)
仏教徒だと伝えました
真実はというと
パートナーとは数カ月前に出会ったばかり、将来を約束した中ではなくただ今、一緒に過ごしたいという思いから、一緒に暮らすことを決めた事
仏教徒ではない。ブッダが説いた瞑想法を学んだり、冠婚葬祭でお寺に行ったりすることはありますが、わたしは仏教徒ではないという事
なぜ、結婚同等の関係であるかの様にみせたり、仏教徒であるかのように伝えたかというと
わたしのマレーシアのイメージがイスラム教のルールに則って国が成り立っているから。(婚前の男女間の同棲は禁止、どの宗教に属しているかがすごく重要とされる場面がある)
前述した“嘘”をさらっと話したわたしは30分間の大家さんの質問に耐えました。緊張したり、堅苦しい初めての対面ではなく、30分のドライブだったのにわたしは終始居心地の悪いと感じながら、初めての対面は過ぎていきました。
それは、大家さんのせいではなく、わたしが大家さんにも、私自身にも、宇宙にも嘘をついたから。
こういった自分から進んで、居心地を悪くしていること、最近も経験していました。
*
スペインでの旅では映画のディレクターをしているカナダ人ジョーダンに、一瞬でわたしがいくつかの“あやの”を演じていることを見透かされたこと。
数日前宿で会い、その数日後に同じ宿に泊まったので、一緒に食事をとることに。
心のどこかでイライラしていました。多分偽りの自分を演じているあやのがばれてしまったことが怖かったのかもしれません。
この食事の後は、もう会うこともないだろうとなんとかやり過ごすことだけを考え遅めのランチは過ぎて行きました。
3日、4日後その人と偶然にまた宿で遭遇することになります。
わたしの心の中では「なぜ、歩くスピードがこんなにも違うのに、ここで会ってしまったのか」
その宿は、北の巡礼路では有名な宿で、毎日この宿に感謝の気持ちを伝えたい人たちがボランティアで宿の運営を手伝っています。オーナーの一人が刑務所の看守をしていることから、刑期中の囚人の人たちも宿の運営を手伝っています。100名ほど滞在できるその宿は、巡礼者は食事の前のリクリエーションに参加することと、食事を共にするという2つのルールがあります。
料金はドネーションベース、すべて寄付で成り立っている宿です。
その日は巡礼者は70人を超えていましたが、ディナーテーブルがいくつもある中、偶然にもジョーダンと同じテーブルに着くことになりました。
この人と向き合いなさいと、いう宇宙からのSingだと受け取りました。
そこで、嘘偽りのない自分で彼と話をできたかといえば、よくわからないですが、少し緊張しながらも話はできたと思います。少なくともいい気分だったと記憶しています。
夕食が終わったときはほっとしましたが。
*
わたしのパートナーは
「嘘をつくことを一切しなくてもいいんだよ。そのままのあなたのまま、世界と接する。きっと、すべてをさらけ出すのが怖いから、嘘をつく“癖”がついているだけなんだよ。この世界にいるどんな人も偽りの自分とお別れをして、本当の自分でいれたら、この世界はもっと良くなるし、誰も苦しまなくて済むんだから」
涙を浮かべ、瞳をキラキラさせながらお話しをてくれます
これが、
偽りの一切ない自分と向き合う
すべて愛で接する
わたしにとって、過去に嘘をついてしまった人、自分自身に対しての毒出しの最終段階であることを願います。
まとめ
正直でいることを大切にしてください。
お金はかかりません。
何か物を手に入れるわけでもありません。
あなたの心がけ次第です。
今すぐあなたが、正直でいることを決意して、きちんと実行に移せば、今すぐ実現できます。
正直でいることほど美しい生き方はありません。
正直に生きる人には、必ず道が切り開かれるのです。
今の私の気持ち
とっても、幸せです
Love and Lights ♡ Ayano
コメント