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Diary

本の感想。結局ぴさんに会いたいで終わる。


書き始めたら書きたいことが溢れてきた!言いたいことがいっぱいあったのだ。
 
まずは何年も前のお正月にうをおおーと勢いで読んだ
 
村上龍の半島を出よ
 
妹が、最近北朝鮮から木造の北朝鮮籍の船がたくさん日本各地に漂着していることを知っているか。という話になったことから、この本を妹に進めた。今のニュースを見ているととっても心が痛む。私の妹はメディアの情報操作というか…分からないけど工作員の可能性もあると思ってるみたい。私は彼らは単にお腹をすかせ、生き延びるために海を越えた難民だと思っているのだが。だからって盗みを働いてしまうのはいけないけれども。生きるために何かの覚悟で海を越えてきた人たちだよね。冬の日本海はすごく荒れていると思う。死ぬか生きるかの覚悟でここにたどり着いたんだよね。
 
ま、龍さんが10年くらい前に出版したこの半島を出よ。私はすっごい好きで、現実に起こりそうな話を一冊の本にまとめてくれたんだと思ってます。大まかなあらすじは数人の武装した北朝鮮人が九州を数日で乗っ取る話。平和ボケしている日本に住んでいる日本人に警告を送っていると思うんだよね。それと1番私のなかで印象に残っているのが、北朝鮮人の兵士の男の人。どんどんその兵士さんに感情移入するように誘導されているかのように…私が言いたいことは彼もひとりの人間だっていうこと。
 
国とか、どういう宗教を信じているかとか、人種とか、信じているもの、信仰しているものとか、家族との関係、人の愛し方。関係なく人間は人間でしかないしあたしたちは平等だよね。
 
うーん。本当にこの本はみんなに読んでみてほしいなって思う。オタワに出会ったあの子には紹介しました。好きそうだもんねーこういうの。現実の世界と向かい合うのは辛すぎるから。ひとつの文芸作品、フィクションとして今世界ではなにが起こっているのかというアイデアを自分に埋め込むっていう意味でいい小説だと思うよ。龍さん大好き。
 
2つ目も龍さん。
 
 
シリーズ全部私の東京の家にあるので、数年おきに読む機会がある素晴らしいシステムを自分で作りました。笑 数年おきにしかここに帰ってこないので必然的に数年おきになる。ただこの家に帰ってくると数年ぶりに目について、じゃあお風呂で読むかという流れになる。単なる龍さんのエッセイが好きなだけなんだけどね。龍さんのエッセイ全部好きだけど今回はこのタイミングで全ての男は消耗品であるvol1を手に取った。解説は大好きな山田詠美さんだし。
 
多分毎回この部分が好きーっていうのは気持ちの持ち方で違うと思うんだけど今回はここに書いて残しておきたいフレーズがあります。
 
若くて、きれいな女には絶対かなわない。の章から
 
 
書くことはオレにとって常に非日常的なことなのだ。書くことが日常になってしまった作家やエッセイストは、すべて死後、地獄に堕ちるだろう。
 
だって。龍さんて本当にかっこいいよな。私がかっこつけだからここの一部分に共感するのかしら?分からないけど龍さんて素敵。また日本にいる間に 「はじめての夜、二度目の夜、最後の夜」は絶対読みたいのだ。なんでかは忘れたけど帰ったら絶対読もうって思ってたんだよね。多分イタリアでちょこっといいレストラン行った時にちょこっとその小説のことを思い出したんだと思う。ぴさんといる幸せ者の私なのに。龍さんの小説の既婚者同士の恋愛が始まりそうな小説を思い出す私。嫌いじゃないけどねふふ。
 
 
最後はイタリア人作家
 
 
これはひとつ前のブログとすごく通じている部分のある作品で。ナポリ、イタリアでのマフィアの話。ノンフィクションです。この作家さんもうイタリアには住めないんだって。
 
この本はぴさんがイタリアの帰る間際に読んだ本で丁寧に一章、二章の話を解説してくれて、そんなに面白い話自分で読みたいと思って日本に帰ってきてから日本語訳を読みました。
 
かなりがっつりのグロテスクな殺され方とかを細かく書いているところもあって東京の満員電車で飲んでると辛くなるところもあるんだけど、作家さんが命をかけて書いた本だけあって、面白かったよ。本に出てくるような路地裏を、アクシデントで通ってしまったこともあって想像できるからか。第1章のつかみからすごく面白かったよ。
 
こういうマフィア問題と隣り合わせだからこそあんな他の国にはない独特の雰囲気を醸し出しているナポリ。を味わえると思う。
 
私たちフィレンチェでオペラを観に行ったんだけど、全部で三部あるうち1部の2部の間に30分かもう少し長い休憩がある。その休憩の間どんないい席の人も天井裏みたいな席な人もみんなが利用できるカフェみたいなところに集まる。そこで私とぴさんはではシャンパンでも飲むかということになりそのカフェセクションでくつろいでいた。1番目立つ席に座る派手な3人組。全身新作のD&Gを身にまとっている。肌は黒光りするほど焼いてあるし。明らかにただ者じゃない感じ。こういう人がこの死都ゴモラの登場人物。D&Gを全身コーディネートするとああいう仕上がりになるのね。と感心もしたし。だってマネキンが来てるだけじゃあんな雰囲気だせないでしょ。
 
ちなみに私たちは天井下みたいな席で見たよ笑 10€でどんなひどい席なんだ…とちょっとドキドキで行ったら結構いい席で感動。目の前に柱があってみえない。とかそういう席だと思ってたら、ちゃんと英語字幕も観れる席だったよ。フィレンツェ最後の夜はゆっくりしようと思ってたけどオペラに行ってよかった。オペラの劇場から歩いて帰ったのもいい思い出かな。
 

 

あーぴさんに会いたい。

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