前回の続きです。2杯目のアヤワスカ茶はただただ、身体的な反応が起きただけでした。脂汗は止まりません。着ていた白いコットンのドレスがびしょびしょになりました。
アヤワスカヴィジョン2
シャーマン・タイタに体調を聞かれ、とにかく吐き続けている、身体的な反応が起きているということを伝えたのと、アヤワスカヴィジョン1でみたことをできる範囲で伝えました。(友人が通訳を買ってくれました。セレモニーの最中でもこの友人はわたしの面倒を見てくれていました。すっごく感謝しています)
3杯目は飲むか?と聞かれ、わたしははいと答えました。この時はどんなに身体が苦しんでも、ヴィジョンを見たいという好奇心でいっぱいだったのです。
そして、標準の量、濃厚な3杯目を飲み干しました。
すごく強かったようです。うずくまって動けなくなってしまいました。そんな時、ヨガのチャイルドポーズはとても役に立ちました。心が落ち着いてきました。そして外のひんやりとした空気を吸い、
数えきれないほどの嘔吐と下痢を繰り返し、
倒れるようにソファに横になりました。この時はもう我慢できないくらいの吐き気があったので、お手洗いの横のソファに寝転がっていました。
吐き気は収まる気配がなく、ただ汗は止まったので自分のスペースに戻り横になり、今夜2度目のヴィジョンに導かれていきました。
どこか、確実に地球です。去年訪れた埼玉にある三峰神社の様な気がしましたが、確かではありません。ただ日本の山だということだけは言えます。
わたしは空を飛ぶ練習をしています。何度も落ちそうになったり、地面に着地することを繰り返し、
空が飛べるなら、家族に会いたい、愛する人に会いに行きたい。と強く願いました。
ただ、その山から先へはどうしても離れることができません。
日本人のおじさんが現れ、わたしに飛び方の指導をしてくれます。もっと飛行時間を長くし、もっと高く遠くに飛べる練習をするのだ。ということを言っていました。
今日は家族にも会えないし、愛する人にも会えない。ましてや宇宙にまでは飛べんぞ
と
練習が必要なようです。
ここで、現実世界に戻ってきました。嫌な吐き気はずっと続いています。
空が明るくなってきました。スペインの日の出は遅いのでもう午前6時くらいということでしょうか?
エンディング・セレモニー
まだ吐き気は収まることなく、ただ苦しみながら現実とどこかの次元の世界を行ったり来たり。飛ぶ練習をずっと続けていました。
と、
セラピストのメルセデスとわたしは別室に呼ばれます。
衝撃のエンディングセレモニー
この時わたしは3杯目の衝撃から、歩くことも、座ることもやっとの状態でした。
シャーマン・タイタの祈りからスタートし、ハーバルウォーターを口に含んだシャーマンはわたしたちに向かい、そのハーバルウォーターをぶっかけます。この時髪は降ろすように、背中が露出するようにできる範囲で服を脱ぐようにと言われています。
わたしのカーリーヘアを見て驚いたようで、きれいだと言ってくれました。アジア人でカーリーヘアは少ないですからね。
ハーバルウォーターをかけられた後に、座りながらなんとわたしは吐いてしまいました。悪霊が出て行った??
そのあとも、セレモニーは続きます。鳥の羽で背中をバシバシたたかれ続けました。
そして、悲しさという感情がないにも関わらず、全身が震え嗚咽をもらしていました。涙も止まりません。
癒しのプロセスか?
苦しみ続け、
最後にシャーマン・タイタの言った言葉もわたしも繰り返すよう言われ、なにか言葉を唱えエンディング・セレモニーは終了しました。
まだ全員のエンディング・セレモニーは終わっていないにもかかわらず、別室のベットに横になることに。
そのあとは深い深い眠りにつきます。
第三者の客観的な目でこの夏の出来事をすべて見せられる
アヤワスカのヴィジョンは終わっていなかったようで、まるで映画を観るようにこの夏の出来事を思い返していました。
今のパートナーに出会った瞬間や、パンガン島のビーチで時間という概念を忘れ、ずっと見つめあっていたこと。
ふたりで訪れたタイの北部パイの田園風景を見ています。ライスフィールドが広がる田舎道を天然温泉に向けてバイクに乗り走っています。わたしがバイクを運転し、パートナーは後ろでハーブのたばこを巻いています。もしかしたら一生忘れない風景になることでしょう。
その実際にタイの北部パイをバイクに乗り運転していた時ふたりで
“映画をみているみたいだね”
と言葉を交わしたのを覚えています。このアヤワスカのためにあの時映画をふたりで作ったのかもしれません。
時間軸がわからなくなる。時間なんて関係ないのかもしれません。もしかしたら人間が作り上げた幻想かもしれませんね。
すべてのタイムラインが点と点で繋がっていて、いつでもそのタイムラインにコネクトできる。そんな風に感じました。実際にわたしはこの映画で体験しました。
土砂降りに振られ、トゥクトゥクでバンコクの大都市を移動したことをまるで、その時に戻ったかのように体感で感じました。
そして、映画はフェードアウトしていきます。
まだ思い出になるのは早かったようで、ここではスペインの風景はでてきませんでした。
美しい光を見る
映画を見せられたあと、目が覚めました。
言葉では表現ができない、
愛に包まれている
と言ったらいいでしょうか?こんなに気持ちよく目が覚めたのは人生で初めてかもしれないというくらい、気持ちのいい朝でした。そしてベットからふと窓を見ると美しい光がさしていたので、ケータイのカメラで撮ることに。
右の写真は最初見た時から、ブッダにしか見えません。自分ではブッダの愛と光が時空を超えて、このアヤワスカセレモニーを終えた、わたしの元に届いたんだなと思っています。
起きてすぐにパートナーに電話をしました。この愛と光を彼に伝えたいと思ったのです。時差があるにもかかわらず、すごくいい会話ができたのを覚えています。アヤワスカ・マザーアースの愛が彼にも届きますように。
こんな気持ちい気分になったのははじめてじゃないかな?という気さえしました。
幸福感に包まれるとは、このことかもしれません。
アヤワスカセレモニー後
何人かが起きはじめ、コーヒーを飲んだり、朝ごはんを作ったり、外でストレッチをしたり、愛する人に電話をかけたりと。やっぱり愛する人に気持ちを伝えたくなるのだと思います。マザーアースアヤワスカの愛のパワーです。
苦しかったアヤワスカ体験でしたが、翌日の朝食ではとってもいい時間が過ごせました。お互いの体験を話したり、
ある人は離婚のプロセス中の段階、心身疲労の癒しのために
ある人はアヤワスカとともに宇宙に行くために
わたしはというと、過去や過去世の傷を癒しに
と理由はさまざまですが、たくさんいい話ができました。
後日談。アヤワスカから数カ月たった今でもグループチャットで会話をする仲です。あの時、ワンネスを一緒に体験したからかもしれません。みんなで愛に包まれたのです。
まとめ
人生でやりたい100の事リストの一つである、アヤワスカを体験していきました。そしてこれはただの始まりでわたしはまたアヤワスカセレモニーに参加するでしょう。
このセレモニーから、わたしの中でなにかが書き換えられた気がしてならないのです。潜在意識の書き換えや、ワンネス・すべてはひとつに繋がっているという概念を深める事。
貴重な体験をさせてもらい、感謝しています。
シャーマン・タイタに別れ際、アヤワスカの作用は1~2月ほど続き、なにか夢でアヤワスカのヴィジョンを見ても怖がらないように。グラウンディングをし、地に足をつけておくようにと言われました。
ただ、アヤワスカ後2か月間は一切不思議な夢は見ませんでした。少し楽しみにしていたのですが。
2023年1月1日の夜にそのヴィジョンを見ることに。:宇宙の法則 Universeから受け取ったメッセージ
Universeに色々なことを教えてもらったのですが、わたしはこのアヤワスカ体験を経験したからこそ、母なる地球、マザーアース、プラントメディスンと繋がりやすい、ポータルが開いた状態だそうです。
これからもわたしは大自然からの恩恵を受け続けるでしょう。
いかがでしたか?
決してみなさんどーぞ!とおすすめはしませんが、わたしにとってはこんなことが、この世に存在するのか。まだまだ知らないことがたくさんあるな。この地球を思う存分知り尽くすぞ!という気持ちでいっぱいです。
このブログを読んでくれた皆様にも愛と光が届きますように
Love and Lights ♡ Ayano
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